<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 長安早春旅懷>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 長安の早春の旅懐>
<BookPage: 21-22>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
軒車歌吹諠都邑，
中有一人向隅立。
夜深明月卷簾愁，
日暮青山望鄉泣。
風吹新綠草芽坼，
雨灑輕黃柳條濕。
此生知負少年春，
不展愁眉欲三十。
<End Poem>
<Translation>
馬車の音や音楽がここ長安の都ではさわがしいが ただ一人、世間をはなれて立っているのがわたしだ。夜ふけにはすだれをあげて明月をながめて愁え また日ぐれには故郷を思い青い山を見ては泣いている。いまや春風が草の芽を吹き新緑となり 春雨が新芽にふりそそぎヤナギの糸もぬれている。わたしだけは少年の春にそむいているのに気がつき 悲しげな眉をしかめたまま三十歳になるところだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
馬車の音や音楽がここ長安の都ではさわがしいが
ただ一人、世間をはなれて立っているのがわたしだ。
夜ふけにはすだれをあげて明月をながめて愁え また日ぐれには故郷を思い青い山を見ては泣いている。
いまや春風が草の芽を吹き新緑となり 春雨が新芽にふりそそぎヤナギの糸もぬれている。
わたしだけは少年の春にそむいているのに気がつき 
悲しげな眉をしかめたまま三十歳になるところだ。
<End Formatted Translation>